2017年10月20日
ロボットによるサッカーの世界大会が名古屋で開催されました。バレーボールのコートほどの
大きさのフィールドに、1チーム5台のロボットが自立走行して戦うそうです。
特に今大会では相手チームへの攻撃に有効なスペースを見つけて、ロボットに向けてではなく
そのスペースにパスを出すという、より高度で戦術的なサッカーが披露されました。
10年以上前に初めて大会が開催された時は、ロボットがボールを認識できずに1試合として成立していなかった
こともあったそうです。
サッカーロボットの目標は試合で人間に勝つことらしいです。しかし戦術的に優れていたとしても現状では
機械が物理的に硬すぎて選手に危険だとのこと。
将棋の世界では既に人間と五角以上に戦っているAIですが、ハード面の進化を求められる対人スポーツでの
対戦はまだまだ時間がかかりそうです。